モバイル座位保持グッズを自作してみました

帰省や外食のときの座位保持に困りません?

年末年始の帰省の際に使うために、椅子に取り付ける座位保持グッズを市販のものを組み合わせて作ってみました。(※注・こういったグッズをトリコロで扱う予定は今のところありません。あくまでも次郎のために保護者の責任の範囲で作ったものです)

モデルは次郎

家では次郎は普段、座位保持椅子「パンダ」を使っていますが、パンダって気軽に持ち歩けるようなものではないですよね…。私の実家は車で3時間ほどの距離なので、帰省の時には少なくとも1泊以上するのが前提なんですが、そのたびにパンダを車に積んで運ぶ気には到底なれない。

だって、あまりにも重すぎるし、かさばるし。ということで、何かいい方法はないのかな?というのがずーっと課題でした。

小さいうちはなんとかなってたの

小さいうちはギリギリこういうタイプ↓のバウンサーを実家に置かせてもらって椅子として使っていましたが、次郎の身長が110センチほどになった今はもう限界超え。

西松屋 [SmartAngel] ドリームバウンサーネクスト2

最初は「市販のもので普通のダイニングチェアに載せて固定できる座位保持に使えそうなグッズってないのかな?」と考えて検索して探してみました。イメージに近いもの発見!それは↓こちら。

リッチェル Richell ごきげんお食事クッションR グリーン

だけど、このリッチェルのものにしても検索でヒットした他のものに関しても、赤ちゃん用のものはあるけどサイズ的にどれもこれもアウト〜!

そうか、ベルトで固定しないと座っていられない小学生を想定した商品など世の中にはないのか。…まあ、そうだよね。

満たすべき条件は?

というわけで「自分でなんとかして作るしかない」と考えたわけですが、次郎の座位保持グッズにふさわしい条件は下記の5つ。

・小学生にも使えるサイズ感のもの

持ち運びが苦じゃない重さと大きさ

・次郎は体幹がぐらぐらなので股のところで留めないと腰が前に滑ってしまうから股ベルトが必要

・あと一人座りが難しくて前に倒れてしまうので肩ベルトが必須

・左右にブレず安定して座れるよう、腰のあたりにサポートするクッションが欲しい

上記のような条件を完璧に満たすものなんて、当然のように市販品の中には見つけられない…。そして一から自作できるほどの知識も時間的余裕もない。なんせ「座位保持グッズ作らなくちゃ」と気づいたのが12月に入ってからでしたので。

なので「これは使えるのでは?」と思えるものを探して組み合わせて自作することにしました。

これらを使いました

ベビーザらス限定 背もたれ付きお食事クッション ワイドサイズ エレファント【送料無料】
Fun Market(ファンマーケット) 2WAY チェアベルト 肩パッド付 軽量 携帯 5点式 ベビーカー ベルト にも FunMarket

ベビーザらスのお食事クッションが3,800円弱で、5点ベルトはAmazonで1,200円。合わせて5,000円ほどです。

できました!

ミニクッションつける前

ベビーザらスの背もたれつきお食事クッションに大きめのカッターでガシガシ穴をあけて、その穴にAmazonで買った5点式ベルトを差し込み、出したベルトを後ろでしっかりミシンで縫い付けています。穴の位置は実際に次郎を座らせてみて印をつけてから開けました。中はスポンジだし、カッターで簡単に穴を開けられましたよ。この象柄のカバーはほとんどほつれてこない生地感だったので、穴のまわりは処理せずそのままにして使っていますが、まあ大丈夫そう。

この2つにミニクッションを大×2、小×2自作して幅広のマジックテープで取り外しできるようにしました。

クッションはかなりテキトー!恥

マジックテープは手芸用ボンドで貼り付けただけです。

クッションを装着したところ

これで、次郎がしばらくの間姿勢を保持できる「モバイル座位保持グッズ」ができました。ベルトの調整をあれこれ試行錯誤したので、作成時間は5時間ほど。

ミニクッションやマジックテープは家にあった材料を使ったのでざっくりした計算ですが、500円くらいだと仮定して材料費は合計5,500円くらい。(これに時給1,000円として作成5時間だから5,000円プラスして制作費10,500円だな!と考えてしまうのは自営業歴が長い人のサガでしょうか…)

しばらくするとちょっとだけ腰が前にずれてきてしまいますが、長時間座らせる前提のものではないので、その都度、お尻の下に滑り止めシートを入れて対応しようと思っています。

持ち運びはどうなの?

手作りクッションはマジックテープでくっつけているだけなので、外して折りたたむと持ち運びにもなんとか適したサイズ。紙袋などに、ミニクッション4個と一緒に入れて持ち運んでも1キロにも満たないので重さは全く問題なし。

例えば、外食でエレベーターのない2階以上のお店は端っから諦めていたけど、このモバイル座位保持グッズがあれば、次郎を抱っこして階段上れるうちは諦めずに行けそうです。うふふ。

簡単にできるけれど

と、こんな感じで簡単に作ることができました。

ただ、強度などを検証したわけではないし、お医者さんにアドバイスしてもらったわけでもないので、長時間安定して座らせられるとは考えていません。だからもちろん目を離すことも心配すぎて無理。そのあたりは、ちゃんと注意しながら使わないといけませんね。

だけど、次郎がニコニコで座ってくれてるのを見ると作ってみて本当によかったなと思います。お出かけ大好きな子なので、これでまた少しの間、行動範囲を狭くせずに済みそう。わたしも嬉しいです!


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